御前ヶ岳[ごぜんがたけ]
どんな山?
「御前ヶ岳」という名称は、都落ちした高倉宮以仁王を追った妃の紅梅御前と付き人の桜木姫が住んでいたという伝説に由来します。
ブナや白樺の林、岩場の風穴などの自然美が楽しめ、新緑の美しい初夏、登山道を登りながら森の息吹を感じる森林浴は格別です。
標高1,234m、登山道約3.5km。(上り1時間半、下り1時間が目安)
※登山道の点検・整備は、年に一度、5月に実施しています。2023年は5月10日に行いました。
※「山の神」ルートは危険なため閉鎖されています。「御前ルート」の往復のみ可能です。
王の妃「紅梅御前」は付き人の「桜木姫」と数少ない家来とともに京から王を追ってこの地に辿りついたものの、恋しい人はすでに越後へと向かってしまったあとであり、身の置きどころがなくこの山中にしばらく住んでいたといわれ、その遺跡が今に残っている。
その時からこの山を「御前ヶ岳」と呼ぶようになったという。
二人はまもなく亡くなり、紅梅御前は下郷町戸赤の渓流沿いに、桜木姫は下郷町大内集落のはずれに今もひっそりと奉られている。
山開き
☞案内チラシはこちら[PDF]
☞登山口までの道順はこちら[PDF]
※登山道マップはありません。
頂上まで登った方に、「令和5年」年号入り記念バッジ(※1)と、村内割引券300円分(※2)を、先着200名様にプレゼントいたします。
山開きは2023年は5月27日(土)です。
登山口ではイベントを行いません。記念バッジなどのお渡し場所は現地ではなく交流・観光拠点施設 喰丸小になります(9:00~17:00)。
※1:記念バッジの受け取り方:頂上にある黄色い看板をスマートフォンやデジカメなどで撮影し、それを喰丸小のスタッフにお見せください。山開きの日を過ぎても200名様に達するまで配布します(9月27日現在、残数3個となりました。なくなり次第終了します。予約はできません。11月30日まで)。
※2:村内割引券は山開き当日のみ配布します。指定店舗でのお食事・おみやげ品の購入などにお使いいただけます。
登山道の様子
登山口から3分の1くらいの地点までは比較的緩やかですが、その先はロープを伝う急な鎖場となっている箇所がありますので、手袋の着用をおすすめします。最後の3分の1くらいでまた緩やかになります。
山頂からの眺め
5月初めに撮影。空気の澄んだ日には、博士山や、遠く飯豊山まで見渡せます。
木々が芽吹くと見え方が変わります。
施設情報
- 所在地
- 昭和村大芦字畑小屋地内(登山口)
- マップコード®
- 510 619 789*60
- what3words®
- ///あとあじ。とくだい。いろあい
- アクセス
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- 道の駅からむし織の里しょうわから車で約9.5km(※積雪時は通行不可)
- からむんバス 停留所番号「大芦27」御前ヶ岳
- 駐車場
- あり(無料)
- トイレ
- 山開きの日のみ仮設トイレあり。
それ以外の日は事前に道の駅からむし織の里しょうわのトイレをご利用ください。