御前ヶ岳[ごぜんがたけ]

会津地方にツキノワグマ出没警報が発令中!(2025年12月15日まで)
「クマ鈴などを鳴らす」「一人で行動しない」といったクマよけ対策をすることはもちろん、クマのフンを見かけたりしたら行動を中止するなど、ご自身の責任で十分に警戒してください。特に早朝や夕方は注意が必要です。
過去に出没したり、出没のおそれのある場所には「クマ出没注意」の看板があります。
詳しくはこちら(福島県自然保護課)をご覧ください。
クマ鈴お貸しします
観光協会事務所(交流・観光拠点施設 喰丸小内)でクマ鈴を無料で貸し出しています。ぜひご利用ください。
2025年の山開きにつきまして
2025年は諸事情により山開きイベントを行わないことになりましたので、仮設トイレの設置や記念バッジ等の配付はございません。
同じ頃(5月11日)に「博士峠ブナウォーク2025」が開催されますので、もしよろしければご参加をご検討いただけますと幸いです。
登山道は一年中開放されていますが2025年の点検・整備は未定です。
御前ヶ岳以外の山(博士山、志津倉山など)については☞こちらをご覧ください。
どんな山?
「御前ヶ岳」という名称は、都落ちした高倉宮以仁王を追った妃の紅梅御前と付き人の桜木姫が住んでいたという伝説に由来します。
ブナや白樺の林、岩場の風穴などの自然美が楽しめ、新緑の美しい初夏、登山道を登りながら森の息吹を感じる森林浴は格別です。
標高1,234m、登山道約3.5km。(上り1時間半、下り1時間が目安)
※「山の神」ルートは危険なため閉鎖されています。「御前ルート」の往復のみ可能です。
紅梅御前と桜木姫の伝説治承四年(西暦1180年)、宇治川の戦いに敗れ命からくも逃れた後白河天皇の第二皇子・高倉宮以仁王は越後に落ち延びることになり、中仙道から上州沼田を経て尾瀬から下郷の大内宿に入った。王の妃「紅梅御前」は付き人の「桜木姫」と数少ない家来とともに京から王を追ってこの地に辿りついたものの、恋しい人はすでに越後へと向かってしまったあとであり、身の置きどころがなくこの山中にしばらく住んでいたといわれ、その遺跡が今に残っている。
その時からこの山を「御前ヶ岳」と呼ぶようになったという。
二人はまもなく亡くなり、紅梅御前は下郷町戸赤の渓流沿いに、桜木姫は下郷町大内集落のはずれに今もひっそりと奉られている。
☞登山口までの道順はこちら[PDF]
※登山道マップはありません。
登山道の様子

登山口から3分の1くらいの地点までは比較的緩やかですが、その先はロープを伝う急な鎖場となっている箇所がありますので、手袋の着用をおすすめします。最後の3分の1くらいでまた緩やかになります。
山頂からの眺め
5月初めに撮影。空気の澄んだ日には、博士山や、遠く飯豊山まで見渡せます。
木々が芽吹くと見え方が変わります。
施設情報
- 登山届の提出
- 登山届は事前に福島県警へ提出願います。
詳しくはこちらをご覧ください。
(現地には登山届の用紙・提出箱などはありません) - 所在地
- 昭和村大芦字畑小屋地内(登山口)
- マップコード®
- 510 619 789*60
- what3words®
- ///あとあじ。とくだい。いろあい
- アクセス
-
- 道の駅からむし織の里しょうわから車で約9.5km(※積雪時は通行不可)
- からむんバス 停留所番号「大芦27」御前ヶ岳
- 駐車場
- あり(無料)
- トイレ
- トイレはありませんので、事前に道の駅からむし織の里しょうわのトイレをご利用ください。




